娘が揃っていたので…
「二人とも絵が上手に描けるし、組紐細工(ミサンガー)やビーズの指輪なんかも上手いし、
香央は自分でデザインして洋服が作れちゃうし、
美央はガラス工芸の腕をどんどん上げてるし。
芸術的センスがあるよね。ママは全然ダメなのになぁ…。」
なんて話していたら、二人は口を揃えて、
「それはね、小さい頃から、絵を描いたりモノを作ったりすると、
ママがすごく喜んでくれて、いっぱいほめてくれたからだよ。
だから、また作りたくなって、作るとやっぱりすごーく喜んでくれて…の繰り返しで、
きっと上手くなったんだよ。
それにね、最近わかったんだけど、ママのほめ方は尋常じゃない(笑)
自分達の周りでママみたいなほめかたをしてくれる人いないもん(笑)
ママは、すっごく感情を表してほめてくれるけど、私の周りは意外と冷(さ)めてるんだよね。
ずっと、ママのほめ方が普通だと思っていたら、結構いろいろがっかりする。」
…へ~、そうなんだ…。
嬉しいやら、照れくさいやら。
意識してほめたつもりは全くないんだけど、
…へぇ~そうなんだ…。
そういえば、私もだなぁ。
7月22日からスタートしたブログが続いているのも(たまーに怪しいケド)、
私の文章を喜んでくれて、ほめてくれる人が身近にいるから頑張れるのかもしれないなぁ…。
自分のしたことで、相手に喜んでもらえると、それが自分自身の喜びに変わりますよね。
それをまた相手に向けると…。
ここにもまたプラスのスパイラルが生まれますね。
会社勤めをされている方々だってそうではないでしょうか。
社長や上司に、些細なことでもほめられたら、
もっと会社の為に頑張ろうっていう気持ちになりますよね。
それが、現状は残念ながら、悪いことを注意されるばかりで、会社の為に頑張っても、
ほめてもらえるどころか、当たり前扱い。それではやる気になんてなりませんよね。
社長さん、上司のみなさん。もっと社員の皆さんのいいところを見つけて、
声に出してほめてあげませんか?ご自身だって、ほめられたら嬉しいでしょ?
自分がされて嬉しいことを、もっとしてみませんか?
余談ですが、北風と太陽のお話…。
旅人のマントを脱がせることができるのはどちらか?
北風で吹き飛ばす(無理矢理剥ぎ取る)のではなく自ら、
率先して脱ぎたくなるようにしてあげる。
あれしろ、これしろ…、と命令ばかりじゃなく、自主的にしてもらえたら、
どんなにいいでしょう。
あれはダメ、これもダメ…なんて、
いちいち言われなくても自主的な判断をしてもらえるようになったら…。
そういえば、私はいつも、太陽を心がけています。
母親としても、一人の人間としても…。
自らがしたくなるようにするには、どうしたらいいか?をいつも考えています。
まだまだ未熟ですけれど、うちの娘達の芸術的センスが伸びたのは、
その成果の小さな表れのなのかもしれないなぁ…などと ふと思うのでした。
やる気の素は、“賞賛の言葉”ってことでしょうか。
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