いつのまにかセミの声がやんで“秋”の気配になりました。
朝晩、とても涼しくなったし(朝方は寒いくらい)
あちらこちらで赤トンボが飛んでいるのを 見かけます。
緑一色(注・“りゅういーそー”と読まないで(笑))だった田んぼは、
いつの間にか美しい黄金色に…。
今年の稲穂は、十分に実が詰まっているみたいで 重そうに頭を垂れています。
幡豆の仕事場の近くの田んぼでは、稲刈りが すっかり終わっていて
しらさぎが 何羽も その刈り取られた あとを歩いていました。
そういえば、昨日スーパーにお米を買いに行ったら、早くも新米が出ていたなぁ。
そして、もう少し秋が深まると、キンモクセイが開花します。
キンモクセイ…といえば、必ず思い出してしまうエピソードが…。
真夏に京都の裏路地を歩いていた時のこと。
蝉時雨がわんさか響く中にキンモクセイのいい香りが…。
「えっ?なんで?」と、思わず民家の方に目をやると…
そこにはもちろん、キンモクセイの姿があるわけなく…(思い出すだけでも笑える)
そこにはトイレの小窓があったんです…(笑)
なんと、芳香剤…(驚)
加えて、キンモクセイという言葉が頭をよぎると、必ずこれまたお決まりで、
“君のひとみは10000ボルト♪”のメロディーが、頭の中をグルグルします。
肌に寒さを感じるようになれば、銀杏の葉が黄色に 紅葉が赤く染まり、
ひっそりと可憐なキンモクセイが満開になります。
真っ青な青空に、色とりどりの葉が浮かび、それにとてもよく似合う甘い香り…。
今年の開花は、いつになるかな?
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