今日、双峰小学校の恩師に お目にかかりました。
卒業してから、一度だけお会いしていますが、いつぶりかしら?
間もなく80歳に手が届こうか…という年齢にはとても見えないお元気な先生。
バリトンの効いた素敵なお声は健在で、懐かしくそして安心な気持ちに。
昭和46年9月の開校。
30歳台半ばだった先生は、開校したての小学校で、まず「運動会をしよう」と
提案して下さったそうで…。
当時のグラウンドは、野原に毛が生えたくらいの状態で、石はゴロゴロ地面はデコボコ。
「今年は しなくていいんじゃないですか?」との声に対し
「子供たちが喜ぶから、練習のいらない種目で、是非やりましょう。」と
頑張って下さったんですって。
運動会の準備を進める中、直前になって、「国旗がないっ!!」 「掲揚台もないっ!!」
大急ぎで先生方で盛り土をして、即席の掲揚台を作り、国旗はさすがにスルスル~とは
揚げられず、倒しておいたものを「ヨイショ」と立てて“国旗掲揚” (笑)
(小5だった私に記憶は残っていません。)
6年生は1人。5年生は8人。4年生が10人。
全校合わせて40人位だから、父兄の席は ほとんど空席。
午前中だけで終わったらしいです。
先生の長い長い教員生活の中でも、この双峰小学校の思い出は特別なんだそうです。
その思い出の中に、私も入っていることが、なんだか嬉しかったなぁ。
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