『「嬉しい」の連鎖』

次女・美央の学園祭が無事終わりました。

自分の作品をお金を出して買ってもらえるのは、

この上ない喜びなんだそう。

そんな中、美央の作った ガラスの作品を見て

「わーい、てるてる坊主だぁ」って触ろうとする幼い男の子に向かって

「触っちゃダメよ」っていうおかあさん。

 

  てるてる坊主には、1000円の値札が。

その男の子は、どーしてもそのてるてる坊主が欲しかったみたいで、

にぎりしめていた大切な自分のお財布から、500円玉と

100円玉、50円玉、10円玉をだして なんとか1000円にしてくれました。
「これ、くださいっ!!!!!」

 

美央は、なきそうになりながら、もう、「タダでいいよ…」と言いたいのを

必死で我慢しながら、

500円玉を返してあげて「500円でいいよ」って、言ったそうです。

様々な方に作品を買っていただき、それぞれに感謝する中、

「この子に買って貰えたことが、嬉しくて 嬉しくて…」と、話してくれました。

 

私も、そんな娘が誇らしく、嬉しかったな。