『“舟を編む”を観てきました。』

辞書作りを題材にしているこの映画。
“言葉”には常に興味をもつ私にとって、

予告を見た時点から外せない映画の一つでした。

 

ゆーったりとしたお話の流れの中で、

辞書作りの 気の遠くなるような

ひとつひとつ地道な手作業が、

分かりやすく描かれていて…。


もちろん、人の心の動きや優しさ 揺れる恋心…

なども 丁寧に表現されていて…。

 

モノをはっきり言わない人がちょっと苦手な私としては、

そのような人の心の内側が 少し理解できたようで、

ちょっと お勉強にもなりました。

あんなにたくさんの人の時間と根気と責任感で生まれるんだから、

そりゃ一冊の値段が高いのも当然だよなー。
それが私のこの映画の感想(笑)

 

それにしても、映画館に行くたびに 必ず二人はいる マナー違反の人。
今回は、静かに映画が始まっているのに、べちゃくちゃ私語が止まらないご婦人が…。

近くの男性が、一生懸命 不自然な咳払いをしてるのに、一向に気づかない。
すると、端のほうから「うるさいっ!!喋るなっ!!!!」と一喝する声が。
さすがに、水を打ったような静けさに(笑)

映画館では、できるだけ迷惑をかけないように、楽しく観たいですね。

 

ところで、いまふと思ったんだけど、面白いシーンで声を出して笑うのって、

それって 迷惑行為なんだろうか?だから、みんな笑わないのかな?
息子を連れて、2回目のテッドを観たときは、

何人もが一緒に結構声を出して笑って 楽しかったけどなぁ。

 

あ、でも…テッドは親子で観ちゃダメでした(笑)