『〝リンカーン〟を観てきました。』

これから観る方には、是非歴史の予習をしてから

ご覧になることをオススメします。

今回、字幕のみの公開で、歴史に疎(うと)い私は、

字幕スーパーの文字を追うのに必死で、

あと地名とかがわからないから、

とにかくついていくのがやっと…

みたいな状況で165分の上映を鑑賞させて頂きました。

 

歴史の内容だから、お話しても大丈夫ですよね?

私の感想…
成功者(男性)にも、家族があり、対外的立場と 夫・父親としての本音があり、

その辺りも上手に伝わってきました。
奥様は、時に鬱陶しく…されど最大の理解者で、励まされ背中を押してくれる。

成功者の影には、妻の力は甚大なんだな…と思いながら、

何故か私の頭の中には落合博満 前中日ドラゴンズ監督の妻、信子さんがリンクしました。

あと、リンカーン宅の家政婦さんが黒人系の方で…。

リンカーンとその家政婦さんとのやりとりの中で、
彼女の 「我々黒人は、自由を求めているが、

自由によって何がもたらされるのかを考えていない。

ただ、自由を求めているのです。」…というような言葉が、心に残りました。

議会議員の本音と建前の苦しみと葛藤も…上手に描かれていたと思います。

この映画を観たことにより、私の鑑賞ジャンルの幅が広がったかもしれません。
次は是非、アンナカレーニナを観たい…と思いました。