主役の吉本荒野 (嵐・桜井翔くん) の、独り台詞が 私の常なる思いに大ヒット。
「 親の教育やしつけが、人格形成に大きな影響を及ぼすにも関わらず、
子供はその親を自分で選ぶことができない。
例えば、家庭を省みない父親だった場合…、
普段 子供と接していないせいで、表面的な解決しか 見いだせない。
だから、それが どうして正しいのか 悪いのかという ”根源“ を教えられない。
ただ 誉めて、ただ 叱る。
また、愛情の注ぎ方を 誤った 母親の場合は どうか。
肉体的にも 精神的にも、子供が傷つくようなことは 一切やらせない、触れさせない。
すべて事前に 回避して、子供の時に 経験させておくべきことを させずに 育てていく。
本当の痛みも苦しみも、恥をかくことさえ知らずに育った子供は、どうなってしまうのか。
他人の感情を推し量ることが できない、想像力 (創造力) の乏しい大人になっていく…。
その結果…、
責任を放棄しても 構わない、
現実から逃れても 構わない、
他人を傷つけても 構わない。
そんな、自分本意に 生きる 人間になる。」
うっーわぁー!! み、耳が痛いぃーっ!! もげるーっ!!
この間 美央が「お腹が痛い…」というから、「百草丸 飲んどきなさいねー」と、ひとこと言ったら、
「冷たい。昔は みおのお腹を“の”の字に擦りながら、
『ママが代わってあげたい…』って言ってくれたのに」…って 言われ
思わず懐かしさに笑ってしまいました。
確かに当時は、真剣にそう思っていたし、願ったし。でも現実にそれはできないことで。
でも、だからこそ、子供は自分で痛みを解決する経験をすることができ、
それが生きる力になっていくんだ…。
なんてことを、最近 しみじみ 実感している私に、この“吉本荒野”の台詞は、大ヒットしたのでした。
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