6月25日放送された
“世界のありえない映像博覧会10”を録画して見ました。
最後の方の話題で…
全米8千店舗を展開する、日本でもお馴染みの、大手コンビニエンスストアの社長(ジョーデピントさん)がある日の役員会議で、「1週間身分を隠して我が社の実態を潜入調査する」と宣言。実はあるテレビ番組の企画に参加するもので…。店舗の通常業務体験したり、サポートシムテムの調査をしたり…。
しかし、不器用で失敗ばかりしてしまう社長。
そしてパンの自社工場では、勤続8年の黒人フィルに教わりながら ライン行程を体験するものの、ラインのペースについていけず、
フィルに「頑張れよ」と励まされても、中々うまくいかない社長。
コツを教えてもらいながらなんとか頑張っていると、おぼつかない手つきの社長に(注・もちろんフィルは社長なんて知らない)「その調子だ。あんたが並べるのも俺が並べるのも、味は一緒さ」
…と、なんと優しい言葉をかけてくれることでしょう。
休憩中にフィルが、ドーナツをモチーフにした自作のイラストを見せてくれました。「子供の頃からイラストレーターになるのか夢だったんだ」と話すフィル。
その絵からは、どれほどドーナツを愛しているのかが伝わってきます。
1週間に渡る潜入調査が終了したあとのこと。
社長自身が目撃したさまざまな問題を改善するとともに、潜入先で出会った従業員たちに正体を明かした。みんなビックリ!!
そして、そのときフィルには、サプライズが。
「工場では世話になったね。僕は君のイラストが大好きなんだ。是非 宣伝部門でイラストレーターとして働いてくれないか?」
これを見ていた晋太郎が、感動で涙を流した。
「よかったねぇ、フィル。あの言葉を言える人柄だからこその、社長のこの抜擢なんだよね…」と。
ところが、
「…フィルの子供の頃からの夢が叶った…」とのナレーションと共にVTRがあけ、大拍手のスタジオに画面が戻ったとき、進行役のアナウンサーが「イラストレーターとして宣伝部門にですねぇ。さぁ、そのほかにも何かありましたか?」と、あっさり話題を切り替えた(笑)
晋太郎も私も、「えっ!?えっ!?それだけ?えっ!?スルーッ?こんな心豊かな話を、スルー?」
と、テレビの前で大騒ぎ。晋太郎に至っては、
「2分だけ、オレがアナウンサー替わりたかった」なんて言っちゃうほど。
大事なポイントを外さず、しっかりキャッチできる我が息子に、ホッとした母なのでした。
追伸…このあと、二人の姉に一人ずつ、しっかりこの番組を見せ、「ねっ?ねっ?」と同意を求めた晋太郎。
が、姉達の反応は期待に反し 薄く…
やや しょげ気味の晋太郎なのでした(笑)
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